この本は、小飼弾さんの書評サイトでかなり前に紹介されてます。(なんでこの本を知ったかは失念。。)
リーマンショックでアメリカ経済はガタガタという漠然とした印象しか持っていなかったけど、この本を読んで(大)ショック。
アメリカでは盲腸の入院費用が一日243万円って。。。愕然です。貧困で体が細いイメージですが、アメリカでは貧困は、肥満になること。ジャンクフードを見る目が変わる。。。
一番ショックだったのは、日帰り出産!出産してその日に退院って自分では信じられない。理由は、入院費用が払えないから。なんとも。。。。ちなみに、アメリカは先進国中、乳幼児の死亡率が最も高い国です。このデータもちょっとびっくりだ。もうアメリカは世界のアメリカなんて言ってる場合じゃないってことなのかな。
貧困のために、軍に入隊ってのもある。これがアメリカであるってのが驚き。貧困とは直接関係無いけど、コンピューターゲームも軍への勧誘を担ってる。そういや、携帯端末の位置情報を強制的に記録してたな。多分これもそうかな。
資本主義の原理を何でも適用すればいいというわけではないということをアメリカが証明したような気がします。