2011年2月26日土曜日

【読書メモ】沈没船が教える世界史 (メディアファクトリー新書)

沈没船が教える世界史 (メディアファクトリー新書)
ランドール・ササキ
メディアファクトリー
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世界史初心者の私にはとても勉強になった本です。ポルトガルとスペインの栄枯盛衰部分が丁寧に書いてあって、よかった。

【読書メモ】お坊さんが隠すお寺の話 (新潮新書)

お坊さんが隠すお寺の話 (新潮新書)
村井 幸三
新潮社
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なかなかじっくり考えることのなかった仏教の話。仏教伝来の歴史背景から葬式仏教と揶揄されている仏教界の現在の姿まで、著者の冷静な語り口で理解しやすい内容。おすすめ。

【読書メモ】その科学が成功を決める

その科学が成功を決める
リチャード・ワイズマン
文藝春秋
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下手なビジネス本読むより、説得力がある内容。一般的に語られている常識に対して、「果たしてこれは本当なのだろうか」というところから、実験を行って結果を確認しています。中には、世間的に常識と思われている内容と異なる結果が出てて、読んで面白い内容でした。

【読書メモ】よみがえる脳 脳は環境の変化に対応し、何歳になっても、絶えず変わりつづける



この本にはいろいろ目からウロコのことが書いてありました。お得感満載。
うつの最大の特効薬はエクササイズである。しかし、医学会、製薬会社の圧力でこれらの研究結果は日本に紹介されていない。みなさん運動しましょう。ジョギングがおすすめです。

2011年2月20日日曜日

【読書メモ】キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる




昨年(2010年)、ソフトバンクの孫社長と「光の道」についてUstream上で議論を行ったITジャーナリスト佐々木俊尚氏による本。キュレーションとは、「無数の情報の海の中から、自分の価値観や世界観に基づいて情報を拾い上げ、そこに新たな意味を与え、そして多くの人と共有すること。」と定義してます。

本書は手にとってまず新書にしては分厚くて、「おっ」と。その理由はキュレーションについて実際の例を丁寧に説明するなかで解説しています。著名ギタリスト(と言っても、日本では知名度の低い)を日本に呼んでいかにイベントを成功するかといった話、フォースクエアによるお店の情報共有の話、アウトサイダーアートの話など。

それらの逸話は、無数の情報の中から自分の価値観・世界観に基づいて拾いあげて、新たな意味を与えて多くの人と共有するということに繋がっていきます。

ツイッターで自分が得た情報を知人に共有するときにも、無意識に知人にキュレーションを通じて共有しているなと感じます。おすすめです。

【ちょっと休憩】本屋の検索機は便利だ〜

私は、近所の紀伊國屋書店を利用していますが、この店舗にある検索機がお気に入りです。

これは、自分の求める書籍の在庫の有無と、どの棚にあるのかがすぐに分かるもので、大変お世話になっております。

これを使ってしまうと、他の書店で検索機のない書店は利用する気持ちが一気に失せてしまうようになりました(^_^;)

ただ、最近、検索する対象が多くなると出力する紙がもったいないなぁとおもったら、なんと、WEBベージから店舗ごとの在庫はもちろん、本の置いてある場所までわかるではないですか。しかもこれ、スマートフォンにも対応している。これは使わない手はないということで早速使ってみました。

いや〜、便利便利。

【読書メモ】日本人が知らないウィキリークス (新書y)

日本人が知らないウィキリークス (新書y)
小林 恭子 白井 聡 塚越 健司 津田 大介 八田 真行 浜野 喬士 孫崎 享
洋泉社
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気になったので読んでみました。単にいろいろな情報を漏らして国々が困ってる。。。だけでなく、ウィキリークスとは、そして、その社会への影響、今後の位置づけなどを複数の著名人が語っています。

【読書メモ】地球最後の日のための種子

地球最後の日のための種子
スーザン・ドウォーキン
文藝春秋
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頑張って読みました^^;世界のいろいろな小麦の種子の採取から保存まで、科学者の奮闘について書かれてます。普段「種子」についてなんて意識しないからな。。。最初取っつきにくい印象だったのですが、徐々に引きこまれていきました。

2011年2月19日土曜日

【読書メモ】トルコ世界一の親日国―危機一髪!イラン在留日本人を救出したトルコ航空




まずこれ、歴史の授業で教えたほうがいいと思います。トルコに旅行に行かれる方、出発前に是非一読を!

【読書メモ】なるほどそうだったのか!!パレスチナとイスラエル





パレスチナ、イスラエルの紛争の歴史が分かりやすい。また、アラブ諸国と一括りにしてしまっている国々にも実は外交スタンスの違いや、思惑があったりすることがわかります。

この本を読んだ2011年1月ですが、ちょうどエジプトで民主化でもがあって、大統領が退陣しました。エジプトにも触れられていたのでタイムリーでした。

【読書メモ】知っておきたいアメリカ意外史

知っておきたいアメリカ意外史 (集英社新書)
杉田 米行
集英社 (2010-08-17)
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これを読んだあとにアメリカのニュースを見てみるとなるほどと。アメリカの歴史の背景が分かって勉強になります。それと、自分自身、アメリカのこと表面的なことしかわかってないなと反省しました。読みやすくで勉強になりました。

【読書メモ】珍獣の医学

珍獣の医学
珍獣の医学
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田向 健一
扶桑社
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いろいろな動物、いろいろな症状に対応する獣医さんの姿、苦悩などが垣間見えます。獣医さんに文句を言う前にまずはこの本を読んでみてはと思いました。

2011年2月13日日曜日

【読書メモ】読書のための読書についての本



記念すべき最初の投稿は読書について述べている本を取り上げてみます。
まずは、今一番、影響をうけている成毛眞氏の著作から。

「本をたくさん読みましょう」・・・という点では、いろいろなビジネス本と共通なのですが、読み方といい読書への臨み方とい う点で正反対のことが書かれてました。最近読んだビジネス本の内容を気持ちいいぐらい否定してます。ボクは読み応えがあった一冊でした。
この本を読むと、「つべこべ言わずに本を買って読んでみなさい」と諭されているようです。

で、実践すると、色々なジャンルの本を読むことで「読書を通じていろいろな世界を知る」という読書の楽しさを再認識させられる本です。おすすめ。


新書がベスト (ベスト新書)
小飼 弾
ベストセラーズ
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やっぱり、新書は読みやすくてよかったんだ。

多読術 (ちくまプリマー新書)
松岡 正剛
筑摩書房
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インターネットサイト「千夜千冊」でもおなじみ松岡正剛氏の本の読み方。サイトもさることながらとても興味があったので読んでみました。
速読やら読書術やらでがんじがらめになった人にはぜひおすすめ。肩の力を抜いて、読書に前向きになれます。理屈じゃないですね、読書は。

ビジネスマンのための「読書力」養成講座 (ディスカヴァー携書)
小宮 一慶
ディスカヴァー・トゥエンティワン
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○○力養成講座でおなじみ。読み易さは流石です。読書については人それぞれ考え方があるわけですが、目的別に読書法を変えるという点についてとてもよいヒントをいただいたような気がします。

レバレッジ・リーディング
本田 直之
東洋経済新報社
売り上げランキング: 2171


もう少し本を読んでおけば良かった・・・と最近特に痛感する今日この頃ですが、そんな中で読んだこの本は大いに共感できる部分があって満足の一冊。
「ビジネスパーソンの読書は、スポーツ選手にとっての練習だ」っていう文言が一番響きました。
-----と当時のメモにありましたが、最近は、「読書は最大の投資」って言葉が響きます。

最近ビジネス書はあまり読んでいませんが、「読書」ってなんなんだ。しんどいじゃないかという方も是非一読をおすすめ。

【読書メモ】レバレッジ・リーディング

レバレッジ・リーディング
本田 直之
東洋経済新報社
売り上げランキング: 2171


もう少し本を読んでおけば良かった・・・と最近特に痛感する今日この頃ですが、そんな中で読んだこの本は大いに共感できる部分があって満足の一冊。
「ビジネスパーソンの読書は、スポーツ選手にとっての練習だ」っていう文言が一番響きました。
-----と当時のメモにありましたが、最近は、「読書は最大の投資」って言葉が響きます。

最近ビジネス書はあまり読んでいませんが、「読書」ってなんなんだ。しんどいじゃないかという方も是非一読をおすすめ。

このBLOGで書くこと その2

当初、このブログは実験用にいろいろ試行錯誤しておりましたが、読書記録をamazonアソシエイトを組み入れつつ、掲載するBLOGとしてリニューアル致しました。

2009年末から始まった、Twitterは、2010年には本格的に普及し、かたやFaceBookが徐々に浸透し始めてきました。そのなかで、元々あったBLOGというSNSが得意なことが少し見えてきたかなと思います。

一方、ここ最近、読書って、こんなに低コストで高リターンな、そしてとても楽しいものだなと痛切に感じています。そして、Twitterを通じて、いろいろな書籍が紹介され、購読のきっかけになる機会も増えました。

そこで、本BLOGではいろいろ読んだ本の中で、よかった本を掲載したいと思います。あっ、プロの書評家ではないので、本については基本、褒める方向で。

自分自身読書は最大の投資だ!という言葉に感動して以来、4年ほど前から、読書にハマる日々です。昔はビジネス書とか読んでましたが、最近はジャンルに拘らない本を選んで読む楽しさを「本は10冊同時に読め」(成毛眞氏)から得て、今に至っております。

読書記録は「ソーシャルライブラリー」等の読書記録管理ツールを利用したこともありますが、このBLOGに載せることで公開範囲を広げようと思います。