2011年4月30日土曜日

【読書メモ】死刑絶対肯定論―無期懲役囚の主張 (新潮新書)

死刑絶対肯定論―無期懲役囚の主張 (新潮新書)
美達 大和
新潮社
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 この本の著者である、無期懲役囚は死刑制度を肯定している。本書では、なぜ肯定するのかについて、実際に服役している刑務所内の懲役囚の過ごし方、犯罪に対する考えを、同じ懲役囚からの視点を通じて、冷静に、そして具体的に述べている。

 絶対わからないであろう、「堀の中」の世界。この本一冊だけでそのすべてを測るのは早計かもしれないけれど、読んでおくことで、垣間見ることはできると思う。読み応えのある内容でした。

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