2011年6月20日月曜日

【読書メモ】博士のエンジン手帖―エンジンはほんまはこうなっとる! (モーターファン別冊 MFi叢書)


 この本は、マツダの元技術者で現在は自らエンジン研究所を立ち上げている畑村氏によるエンジンに関する蘊蓄(笑)。読んでいると、小排気量+過給器をプッシュしていることがよくわかる。どうも、マツダのSKYACTIVEもその性能を評価しつつ、なにか言いたそうなそんな気がする。。。

 自動車雑誌に載っている内容より一歩踏み込んでいる。当然、その手の本は他にもあるけれど、この本の面白いところは、時代背景を踏まえてメーカーの戦略、設計思想に踏み込んでいるところ。なぜこの時期のこの車種に、このタイミングでこのエンジンなのかなど。こういうことがわかれば、自動車メーカーの新車販売もメーカー戦略の観点からいろいろ探ることができる。この辺知っておくと、ディーラーでの営業さんと会話弾む。。。かもしれない。
 

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