こちらは成毛さんのブログから。読み終わって振り返ると、印象的だったのは序盤に紹介されていた球体に関する歴史についての記述だった。
球体の歴史は、主に金属を加工して作成した球体(軸受等に使用)と、ガラスレンズを加工して作成した玉(ぎょく)の作製に遡る。
玉の作成技術は中世には眼鏡制作の技術へ生かされる。19世紀後半には軍でも専用の製造組織が作られる。後に軍の要請で、今ではおなじみ、東京光学(現㈱トプコン)、日本工学(現㈱ニコン)が設立されて近代光学産業の基礎となる。
玉軸受は、のちに自動車政策へ生かされる。これは、自動車ショーの部品メーカーのブースを眺めているといろいろわかる。
結局、厳密な意味での完璧な真球を作成するのはほぼ不可能で、作製方法も機械化されているとはいえ、昔とあまり変わっていないようです。
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